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2014.09.23 (Tue)

タヌキになりたい

灰谷健次郎の本を、学生時代良く読んでいました。

久しぶりにページをひらくと
やっぱりいいなあと思います。
そして学生時代には響かなかったことが
響いて来たり、します。

  アライグマのおりの前は、いつも、子どもたちの投げたおやつでいっぱいだった。
  タヌキのおりの前にはなんにもない。人気がないのでおやつを投げてくれる子どもがいないんだ。

           『海に涙はいらない』灰谷健次郎 「ひとりぼっちの動物園」の項 p192

   「どうして、タヌキのようなあまり人気のない動物がすきなんや」

飼育員の亀山さんにそう聞かれた、平日に動物園にやってくる少年は
ちょっと考え込んで、「うーん」とうなってから、

   「しずかな動物のほうがたくさん話ができるから…」
   やっとそうこたえた。

「人間きらいやねん」という少年は、「いんきくさいタヌキ」をじっと見ながら
話をしていたのですね。
それは今、とても頷けること。
たくさん話ができるのは、しずかな動物なんです。

我が家のうさぎも、子どもたちの話をいろいろ聴いてくれているみたい^^。

私もタヌキみたいになれたらいいのだけど。

このお話が「ぼく、あしたから動物園にこない!」=学校に行く、という結末になっているのは
たぶん今なら違ってくるだろうな。
でも、「いっしょうけんめい生きとるやつにわるいやつはおらへん」という
亀山さんの言葉や動物に学ぶ姿勢、動物に敬意を持つ姿勢は本当に素敵です。

久しぶりに灰谷健次郎さんの本をまた読んでいきたいと思いました。
14:31  |  徒然
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