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2012.06.09 (Sat)

はなす・ま@彦根

====「はなす・ま」(リスニングセッション)のお誘い====

                   くらすば・吉橋久美子
             http://space.geocities.jp/clas_ba

15分間、聴き手となってあなたのお話を聴かせていただきます。
そのお話を、テープ起こしをして、小さな冊子にしてお返しします。

<日時>6月20日(水)
  13時~14時の回、14時~15時の回、15時~16時の回
  お一人ずつ別々にお話しを伺います。
<場所>「ほっこりカフェ朴」さんにてhttp://moku.hacca.jp/
<定員>3名
<費用>3,000円+1ドリンク代
<締切>6月17日(一応…^^)
  
  彦根は、少なくともあと2回、伺う予定です。
  今回日程が合わないけどちょっと興味アリ…の方も
  ご連絡くださいね。
  すみませんが次回以降、交通費の一部(1500円)を申し受けます
<お申し込み> 
  「はなす・ま」セッション申し込み として吉橋へ clas_ba@ybb.ne.jp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

作家小川洋子さんの作品に
「六角形の小部屋」というお話があります。
(『薬指の標本』新潮社所収)

その小部屋は「カタリコベヤ」。
ミドリさんという女性とその息子ユズルさんという青年が全国を旅し、
「その町の空き家や、廃校になった小学校の講堂や、
潰れたマーケットなんかを借りて、部屋を置かせてもらって」いて、
主人公の「わたし」のまちでは、
雑木林の向こうの社宅群の中、
「社宅管理事務所」にその部屋があります。

ーーーーーーーーーーー
「あの六角柱がカタリコベヤなんですね。で、そこで何をするんでしょうか?」
「語るのさ」
余計な飾りをつけず素直に、彼はその言葉を口にした。
「好きなこと嫌いなこと、心の奥に隠したもの隠しきれないもの、迷っているこ
とうれしいこと、昔の話先の話、真実出鱈目、とにかく何でも構わない。その時
自分が望むことを語るんだ」
ーーーーーーーーーーーp128

カタリコベヤには聴き手はおらず、一人で語るのですが
「はなす・ま」(リスニング・セッション)も
そのようなイメージです。

もちろん小部屋を持っていくわけではありません^^。
「傾聴」という態度をもって、
カタリコベヤのような空間を、できうる限りの誠意をもって、
建築させていただきます。

先日「傾聴大工・橋本久仁彦さんに伺う「傾聴空間建築論」」という
場を持たせてもらいました(フェンスワークスさんと共催)。

橋本さんは、傾聴することを、なぜ「建築」とおっしゃるのだろう…
以前から疑問でした。

以下は、私の理解なのですが…

橋本さんのおっしゃる意味での「傾聴」をすると、
聴き手は、話し手の言葉をそのまま聴くという態度により、
話し手の「言葉の構造」を壊さずに、共に居られる。

「言葉」の背景には、
その言葉を生み出す内面世界があり、
(それは個人だけでなく、民族、のようなものも含めてとてつもない)
「構造」があるっていうことは
そこには空間があるということで。

だから、傾聴大工、なんですね。

その構造を壊してしまうのは
戦争のような、征服するような行為だと。

(橋本さんのお話には、そこにもう一つ「思考」という
すごく大事なキーワードがあったのですが
このことを語るのはもう少し自分の中で
熟成させる時間が必要なようです。)

全国を旅する親子のように、
私も、あちこちで、縁ある方々の
「カタリコベヤ」を建築したいなあと夢見ています。

その第一弾が、彦根で実現することになりました。

よろしければ、ご一緒させてください。
他の地区でも、何人かのご希望があれば、
馳せ参じたいなあ、と思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

===============ご案内は以上です====
12:53  |  徒然
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