2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2012.11.15 (Thu)

建築本

『人類と建築の歴史』藤森照信 ちくまプリマー新書
『自分のためのエコロジー』甲斐徹郎 ちくまプリマー新書
この二冊はたぶんティーンエイジャー向け。

『もののしくみ大図鑑』世界文化社 これは子ども向けだけれどとても詳しい。
外国の本の翻訳。











藤森さんのはすごく大胆に
建築史を駆け抜ける本。

道具と建築の関係(青銅器か鉄器が出てから、木造建築が美しくなる)や
「神の住まい(神殿)」と地母信仰・太陽信仰。

面白かったのは、縦長と横長の話。
キリスト教も、インドからタイまでの仏教も
縦長のバシリカ式か、集中式(正方形、円形または多角形)。

でも日本など東アジアでは横長になっている。

なるほど、そういわれてみればそうですね。

建築の道を行くには、大学でたくさんのことを学ぶわけですが
「設計と歴史の二つをちゃんと身につければ
なんとかなるのではないか。
建築を目指す人は二つを、建築に関心の向いてきた人なら歴史だけで
十分だろう。作るにせよ味わうにせよ、とにかく歴史を欠いて建築はない。
歴史こそが建築にいたる近道なのである」p170。

うんうん。勉強します。

『自分のためのエコロジー』は予想以上に
ためになる本だった。
建築と銘打ってはいないが、建築やまちづくりに関わる本で、
くらすばの実験のヒントになるようなこともあったし
なにより考え方が共感できて
伝え方(文章)がとてもいいです。

最初は具体的な気持ちよさの追求(環境工学的)から始まります。

「われわれの体感というのは、温度によって
反応するのではなく、自分たちの体温がいかに早く移動したかによって
決まるのです」

「昔は住宅の性能の悪さを緑で補った」とか。

第四章から、「みんな(12家族)で、世田谷に森を作って住んでいる」という
実践にからめて話が進みます。

複数の家族で土地利用をすることで
木を植えるスペースを確保したのです。

建物の内側だけではなく、外側の環境をもコントロールすることで
気持ちよさをあげていく。

「個人の力で街は変えられます。
私たち個人の力は、それくらい大きな可能性を秘めているのです。
自分自身が自分の領域を超えて、影響の輪を広げていく。
そのためのちょっとしたコツがあります」

状況を、
「自分が影響を及ぼすことができる状況」と
「できない状況」にわけて、
できるほうにエネルギーを集中させて自分にとって
望ましい状況を増やしていく、というのが
「状況戦略」。

「街は小さな取り組みからスタートして、大きく変えることができます。」

三つの連続性が便利さと豊かさにつながる。
「気候の連続性」
「景観の連続性」
「利用の連続性」



コミュニティを、目的ではなく手段として考える。
「コミュニティ・ベネフィット」

手段とするには合意形成が必要。
そこで、「『感情』は調整不可。『利害』を調整する」
「コーディネーターとして私が一番注意していることは
『仲良くなることに一生懸命にならないでください』
『けれども、自分のためには協力してください』ということです」

__________________

人工的環境教育の分野に興味を持った
最初のころに読んで影響を受けた本を思い出します。

『シティ・サファリ』という、プログラムが満載の本で、
子どもたちがまちづくりにおいて
無力感を持たないように…ということが書いてありました。

「こうむてん」か、「クラシカ」のプログラムのテーマに
”あったまろう”とか、
”すずもう”とかいうの、いいな。

で、それを、建物の中だけじゃなく
外の環境も含めて考える…
そこに人間関係も生まれます(もちろん楽しいことばかりじゃないけど)。

だから”みんなで住もう”とか、そんなのもいいな。

そこから展開できることはたくさん、ありそうです。

仮称としている
「建築遊び塾」は、「けんちく×まち×遊び塾」にしようかな。
(これは夜中に思ったこと)。
でももうちょっと、坐りのいい名前になりそうなんだけど…

さあ早く図書館に行かねば!返しに行く前に
さらっと書くつもりが随分時間が経ってしまいました^^。
13:00  |  携帯より
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。